新居への引越しが全て完了し、荷解きをするとなりました。 さて、その時に最初に開けるダンボールは何処かと探し始めるはずです。 搬入する際にも、新居にて最低限使用する道具を入れたダンボールは、分かりやすいところにおくようにしましょう。 目印などを付けておくと便利なので、荷造りの時から考えていると困ることもありません。
転居先での荷解きは仕事をしている人になれば、数日掛かりとなる人も多いはずです。 そんな時でも、すぐに開けなくてもいいものもあれば、早急に出さないと困る必需品のダンボールなど、荷解きにも優先順位を付けると片付けも困りません。
では最初に開けるダンボール、その中身は何を入れるべきなのか、具体的な参考例を挙げながらご紹介していきます。
●入れておくと便利なもの
◆最重要
新生活を始めるからといって、劇的に変化が訪れるわけではありません。 旧居で使用していたものは転居先でも当然のように使いますので、そうしたものは必ず一番最初に開けるダンボールに入れておきましょう。 具体的に入れておきたいものは、次のようなものです。
- トイレットペーパー
- 箱ティッシュ
- タオル
- バスタオル
- 洗面用具
- 目覚まし時計
- ゴミ袋
- 下着と数日分の衣類
- 布団
- 充電器
- スリッパ
- つっかけ
- ぞうきん
- (猫を飼育している人限定)急きょから使用していた猫用品一式
諸々が必要なのがよくわかると思います。
一番最後に紹介した猫用品についてですが、こちらは猫を飼っている人限定です。 猫は家に居つく動物のため、引越しは最大のストレスとなります。 そのため、新居で安心して過ごしてもらうためにも、旧居で利用していた猫用品は一式処分しないで持っていくようにしましょう。 猫が愛用していた道具はもちろん、家具の配置なども以前と変わらないようにすれば、早めに慣れてくれます。
◆次に重要なもの
上記に紹介したものよりは順位は下るものの、それでも必要になるものとしては次のようなものが挙げられます。
- 掃除機
- エプロン
- 紙コップと紙皿
- 地図
- 電化製品の取扱説明書
- ガムテープ
- カッター
- はさみ
- 軍手
- エコバッグ
- 子供のおもちゃ
- お菓子
★実は一番最後でも問題ない
引越しをしたら、真っ先にしないといけないと殆どの人が考えているだろう『隣近所への挨拶』について、折に持っていく挨拶品の用意も必要な時もあります。 ですが現在ですと挨拶回りをしないという人も多いと言われています。 それこそ短期間しか居住しない場合には、余裕がない場合には軽く挨拶をするだけでも十分でしょう。
また挨拶品を持っていくのも、タイミングとして『引越し作業が全て終わった時』でも問題ないのです。 荷解きも終わり、ようやく身の回りがスッキリした頃に尋ねるくらいが丁度いいのです。 また尋ねる時間帯も『夜より昼』、どんなに遅くても『夕方まで』が目安となります。 仕事をしていると中々挨拶周りも出来ない人も多いので、落ち着いてから挨拶をするといいでしょう。
◆貴重品関係は手持ちで
ここで1つ注意点としてあげたいのが、いくら便利だからと『貴重品をダンボールに入れて運んでもらう』ということは、原則としてオススメはできません。 何故かというと、貴重品を入れたダンボールなどは、紛失した場合に運送保険の対象外となる他、盗まれるリスクが伴っているからです。 悪質な業者の作業員となると、出来心から依頼人の貴重品を盗んでしまうという事例があり、今に始まった問題ではありません。 実際、引越しを経験したことのある方の多くが盗まれたかもしれないというケースに見舞われているのです。
便利だからと任せるのは非常に危険なことなのです、そのため現金や通帳、その他諸々の貴重品関係は自身のカバンに入れて新居まで持っていくようにしましょう。
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