◆大家さんなどへの挨拶
ご近所への挨拶回りも大事ですが、一つ忘れてはいけない事があります。 事前に調べる必要がありますが、マンションなどの集合住宅や借家などに住まう際、近隣に大家さんや管理人さんが住んでいる場合は挨拶へ向かっておきましょう。 これから利用するに辺り、改めて挨拶をすることも兼ねています。 持ち主にすれば大事に扱ってくれているかどうか、契約者の顔が把握できるのは安心できるというもの。
また借りる側としても、大家さんなどへの礼儀をしっかりすれば何かと融通が効くこともあるかもしれません。 そこまで堅苦しくなく、これからよろしくお願いしますの意を込めての挨拶回りです。 しておいて損をすることはないので、近隣にお住まいの場合にはしっかり顔を出しておきましょう。
★学生などは
これから初めて一人暮らしを考えている、というような若い方や学生さんは両親のどちらかに連れ添って貰っての挨拶でも良いでしょう。 近年は挨拶をしない人も増えていますが、挨拶回りをしていればいざという時に連携が取りやすくなります。 挨拶回りは必要ないと感じている方も多いですが、して損することもないので出来るならしておきましょう。
☆自治会長への挨拶
地域のコミュニティとして、自治体が活発の地域があります。 そうした場所へ転居する場合には、自治会長さんへの挨拶もしておく方が無難です。 自治会への入会はあくまで任意ですが、こちらも地域によっては加入が当たり前と考えているところもあります。自治体についての情報も事前に調べておく必要はありますので、近隣への挨拶回りをする中でどうなのかを仕入れておくと良いかもしれません。 ところによっては自治会長さん自らが挨拶に来てくれるケースもありますが、自分から尋ねられるようにしておくと良いでしょう。
◆退去の際にも
一戸建てやマンションなど、分譲などで購入した場合には半永久的にそこで暮らすでしょう。 賃貸の場合、契約更新の時期を見計らって転居する人もきっといると思います。 転勤などで急遽引越しをすることになった場合など、退去する場合にも挨拶回りはしておくと良いでしょう。
退去するに辺り、近隣住民と親しくなることもなかったという人もいるでしょうが、こちらもマナーです。 お世話になりましたと一言、そして粗品を付け加えて渡す程度で十分でしょう。 中には転居するに辺り、挨拶回りをした時と人が違っているケースもきっとあると思います。 両隣、上下階のどちらかなどで暮らしていれば何かと迷惑を掛けているかもしれません。 退去時の際にも、転居作業が終わる間に不便を掛ける可能性も無きにしもあらずです。 そうした意を込めて挨拶回りをしておけば、気持ちよく次の新居へ引越しも出来ると思います。
★礼儀を持って
挨拶回りでは何より、礼儀が出来ているかが焦点です。 畏まり過ぎる必要もありませんが、初対面の相手に対して失礼のない範囲で応対をするのが理想的でしょう。 難しく考える必要はありませんが、気軽過ぎるのも後からトラブルを招く火種となりかねません。 全ての人へ挨拶をする必要性はありませんが、せめて自身の生活圏にて暮らす方々への配慮を込めて挨拶だけはしておきましょう。
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